米カリフォルニア州は来週、車を運転する人の手から携帯電話を取り上げる取り組みに着手する。映画俳優からドットコム億万長者、サーファー、子供を送り迎えする母親まであらゆる層に向け、運転中の会話はヘッドセットを使うよう促す。
運転中の携帯電話利用制限は既に米国の複数の州と世界20数カ国で導入されているが、そうした法律がついにカリフォルニアにやって来た――車が王者であり、渋滞で有名なフリーウェイで人生の多くの時を過ごすこの州に。
車内でハンズフリー電話の利用を義務付け、18歳以下の運転者の携帯電話利用を全面禁止する法律は、7月1日から施行される。Reutersが取材したカリフォルニア住民の大半はこの法律を支持していたが、もっと危険に思えるテキストメールが容認されたことには首をひねっている。
米国一の人口を抱え、渋滞がますます悪化しているにもかかわらず、フリーウェイや公共交通機関を増やせずにいる州議員に批判の矛先を向ける人もいた。ハンズフリーの通話も安全ではないという。
「(カリフォルニア住民が)こんな過保護で重箱の隅をつつくような法律を我慢するなんて信じられない」。KFI-AMラジオのトークショー司会者ジョン・コビルト氏はReutersにこう語った。
「7回ほども別々の調査をやって、注意散漫の原因になるのは携帯電話を手に持つことではなく会話をすることだという結果がどの調査でも出ているのに、まったくばかげている」

